民間の「首都圏の住み続けたい街ランキング」で4年連続1位を獲得した神奈川県葉山町。最初の散歩は、そんな葉山町の海沿いコースを選んでみた。
葉山といえばやはりここだろう。スタートは葉山御用邸。JR逗子駅からバスで15分ほど、「葉山」停留所で下車すると、目の前が御用邸入り口だ。
門の前に若い警察官が立つ。御用邸近くにかかる「臨御橋(りんぎょばし)」に行ってみたくて、道を尋ねた。「ちょうどここの反対側です。壁伝いに歩いて行ってもらえれば」
高い外壁に沿って細い路地を歩くと間もなく砂浜に出た。お目当ての臨御橋はすぐ見つかった。御用邸方向から海に流れる下山川の河口付近にかかる赤い橋で、1968(昭和43)年3月に完成した。
手すりや欄干の朱塗りが剥げていて、老朽化が目立つ。修繕を目指し町が中心となって「葉山臨御橋架け替えプロジェクト」を展開し、集まった寄付は2億円を超えたという。工事はこれからで、11月上旬現在、歩いて渡ることができる。
砂浜に突き出た場所にも小屋があり、歩いて巡回する警察官にも出会った。警備が厳重なのがよくわかる。
警備は厳重、「私って怪しい?」記者は思わず…
やたら大きな黒いリュックを…